三島町といえば、只見川第一橋梁からの眺めが非常に有名ですが、同じ只見川の少し下流に今非常にホットな観光スポットがあります。霧幻渓の渡しがそれです。

写真でご覧になるとお分かりの通り幻想的な霧が発生することからその名がついた霧幻渓。その昔、三島町と対岸の金山町を結ぶ唯一の交通手段は手漕ぎの船でした。当時は全ての世帯が舟を所有していたそうです。道路が開通した今では生活手段として舟は使われなくなってしまいましたが、地元の著名なカメラマン星さんが観光客誘致のため一人で始めたのが「霧幻渓」の渡し、霧幻渓というネーミングも実は星さんがつけたものなのです。

最近ではメディアで取り上げられることも多く、またパッケージツアーのアトラクションとして組み込まれることも増えて大忙しの星さん。乗ってみたいという方は事前予約をおすすめします。(電話 0241-42-2244)。

運行は4月下旬から11月中旬まで。秋の紅葉の時期も素敵です。

基本料金は、4名様まで1時間のツアーで5000円 (4名以上のお客様については、1名ごとに1200円の追加料金が発生します)

渡し船を楽しんだ後は船着場すぐそばにある早戸温泉つるの湯で目の前の川を見ながら薬湯で疲れを落としてはいかがでしょうか。

https://www.okuaizu-tsurunoyu.jp

こちらは日帰り入浴以外にも湯治棟に宿泊しながら滞在することもできますよ。