北海道の北東に位置する清里町、名水と斜里岳の里です。町内には水に関連する2つの有名な場所があります。一つ目は、アイヌ人から「神々の湖」と崇められていた摩周湖からの地下水を源流とされる、その名も「神の子池」です。水は青く透き通っており、年間を通じて8度以下を維持し、水底は常に見え、水没した木々が腐敗することもありません。どこまでも澄んだ水を見ていると飽きることがありません。

二ヶ所目はさくらの滝 。この滝は、サクラマスの遡上からその名がついたものです。毎年6月中旬から8月末にかけて3000匹以上のマスが、産卵のために、故郷であるこの川に海から戻ってきます。川の上流の産卵に最良の場所に到達するため、マスは滝へのジャンプを繰り返しますが、わずか10%程度のマスしか成功できません。その健気な姿を見ていると思わず勇気が湧いてきますよ。

夏は斜里岳へのハイキングもいいですよ。

斜里山へのガイドツアーは清里観光案内所にお問い合わせください。http://www.kiyosatokankou.com/multilingual_eng/index.html