瀬戸内海に浮かぶ離島、愛媛県上島町岩城島は青いレモンの島として知られています。レモンは他の柑橘類と異なり一年中収穫できるのも大きな特徴です。そんな島でレモン三昧の楽しみ方をチーフコンシェルジュが伝授しますよ。

まずは岩城島のレモン栽培の中興の祖ともいえる脇農園代表の脇さんにレモンのことを色々教えていただきます。日本のレモン栽培は昭和38年の輸入自由化に伴いサンキストレモンを中心とする海外の安価なレモンに席捲され一時は壊滅の危機に陥ったそうです。しかしその後アメリカ産レモンから防カビ剤の一種であるOPPが検出されたことを機に、安心安全な国内産レモンが見直され、国内での生産も大幅に増えてきたそうです。岩城島では脇さんが主体となり苗木を各家庭に配るなど地道な努力を続けたこと、また「青いレモン」という商標登録を早期に行いブランド化につとめたこともありいまでは国内のレモン生産では主導的な立場にあります。また岩城島のレモンが全て青いわけではなく、10ー12月に収穫するレモンのみが青く、年を越すと黄色いレモンになるとのことです。

まずは、レモン狩り体験。ハウス栽培が多いので、雨が降っても問題ありません。この時期は上記述べた通り青いレモンはなく黄色いレモンのみの収穫になります。

レモン狩りのお問合せ、申し込みは上島町観光協会まで

https://www.kamijima.info/

そして、その後は刈り取ったレモンを使ったレモン懐石の料理体験。「でべそのおばちゃんの店」で1日1組限定で岩城島の元気なおばあちゃんたち4人組がレモンを使った懐石料理の調理を指導してくれます。ちなみにこの地域で「でべそ」とは本物の出べそではなく、「積極的」という意味に近いようです。

調理をしながら、そして懐石料理を食べながらおばちゃん達が地元のこと、レモンのこと色々教えてくれますよ。当然おばちゃん達の料理を食べるだけでもOKですが、時間が許せば是非一緒に料理したほうが思い出に残ると思いますよ。

ご予約は直接電話で行ってくださいね。

0897-75-2843 担当 西村さん

3時のおやつには岩城島のソウルフードともいえるレモンケーキで一服。飽きの来ない優しい味です。お土産にもおすすめです。

レモンを堪能した一日を締めくくるのは島の西側「先新城」から眺める夕日。瀬戸内海に沈む夕日は本当に綺麗ですね。

夕食は岩城島でレモンの搾りかすを餌に育てられたレモンポーク丼。とっても柔らかくておいしいですよ。

そして一日レモンに囲まれて過ごした後、宿に帰ればレモン風呂が皆さんの疲れをきっと癒してくれますよ。

これだけレモンを堪能できるのは岩城島だけ。レモンが大好きな人もそうでない人も是非一度お試しくださいね。満足度120%をチーフコンシェルジュが保証いたします。