海士町のグルメと言えば、まずは幻の和牛と称される隠岐牛。年間約200頭しか出荷されない希少価値のある牛だ。その特徴は全ての牛が「島で生まれ、島で育つ」というところ。神戸牛、松坂牛、米沢牛等々銘柄牛は日本各地にあるがその大半は子牛を他の生産地から仕入れてきて、肥育だけ行うのが通常。人間同様住む場所が変わるとストレスがかかる。ストレスから病気にならないようにと他の生産地から購入した牛は予防注射を打つ。しかし隠岐の牛はその移動によるストレスがないのでそうした注射を打つこともなくストレスフリーで育てられる。

島内を散策すれば至る所でのんびりと放牧されている牛の姿を目にすることができる。

そんな幻の牛を楽しむことができるのがフェリー乗り場すぐそばにある、その名も「島生まれ島育ち隠岐牛店」だ。ランチであれば1800円からその幻の牛を食べることができる。

牛以外にはやはり魚。特におすすめなのはイカ。こちらもフェリー乗り場の2階にある船渡来流亭(せんとらるてい)で食べることができる寒シマメ漬丼が絶品。11月から3月にかけて水揚げさてたスルメイカをCASという冷凍技術で保管。1年中獲れたての鮮度のイカを味わうことができます。

鮮度ばっちりのイカを肝醤油で漬け込む

お土産には干イカもありますよ。

島グルメを存分に堪能してください。